【Slay the Spire】アイアンクラッドのデッキタイプ解説
2018/03/18
アイアンクラッドのカードは単体で強いものが多いです。そのため、漫然と強いカードを取っているだけでも勝ててしまいますが、細かく見ていくと、勝ちパターンをいくつかに分類できます。
今回は、そんなアイアンクラッドの勝ちパターンを、デッキタイプごとに分けて解説したいと思います。勝てるデッキタイプを知りたい方や、特定の実績(「人畜無害」「スピードクライマー」「ミニマリスト」など)を解除したい方の参考になれば、幸いです。
1.攻防兼備タイプ
攻防兼備タイプは、アイアンクラッドで一番安定した勝ちパターンです。
このタイプでは、攻撃と防御をバランスよく両立することを目指します。敵の行動に合わせて、攻撃と防御を柔軟に使い分けて戦えることが強みです。優秀なカードをデッキに加えて、ストライク(Strike)と防御(Defend)を除去していくだけで完成するので、オススメです。
サンプルデッキ
非常に強い!というわけではありませんが、中堅どころのカードが揃っているので、安定して戦うことができます。
タイプ | 枚数 | カード名(英語名) |
---|---|---|
アタック | 1 | ストライク(Strike) |
1 | 強打+(Bash+) | |
1 | ツインストライク(Twin Strike) | |
1 | 旋風刃+(Whirlwind+) | |
3 | ポンメルストライク+(Pommel Strike+) | |
1 | ヘッドバッド+(Headbutt+) | |
スキル | 2 | 防御+(Defend+) |
3 | 受け流し+(Shrug it Off+) | |
1 | フレックス+(Flex+) | |
2 | 衝撃波+(Shockwave+) | |
1 | リミットブレイク+(Limit Break+) | |
1 | 弱点発見+(Spot Weakness+) | |
1 | J.A.X+ | |
パワー | 1 | 金属化+(Metallicize+) |
2.防御重視タイプ
防御重視タイプも、安定してクリアできる勝ちパターンです。
攻防兼備タイプに比べて、防御カードの枚数が多いのが特徴で、敵の攻撃を完全にブロックすることを目指します。
悪魔化(Demon Form)やバリケード(Barricade)などのパワーカードや、リミットブレイク(Limit Break)を使って、ゆっくりと勝つように戦うとよいでしょう。ボディスラム(Body Slam)が非常に頼りになる攻撃カードになるのも特徴です。
サンプルデッキ
デッキ全体の4割(22枚中9枚)が防御系カードなので、ほぼ完全にブロックできます。レリックの「賢者の石」(Philosopher's Stone;敵の腕力/Strengthが2上がる)があっても、HPが減らないぐらいの防御力です。
タイプ | 枚数 | カード名(英語名) |
---|---|---|
アタック | 2 | ストライク+(Strike+) |
1 | 強打+(Bash+) | |
1 | 旋風刃+(Whirlwind+) | |
2 | ヘッドバッド+(Headbutt+) | |
1 | ヘッドバッド(Headbutt) | |
1 | 捕食(Feed) | |
1 | ランページ+(Rampage+) | |
スキル | 4 | 防御+(Defend+) |
2 | 受け流し+(Shrug it Off+) | |
1 | 不屈の闘志+(True Grit+) | |
1 | ゴーストアーマー+(Ghostly Armor+) | |
1 | 見張り+(Sentinel+) | |
1 | 弱点発見+(Spot Weakness+) | |
1 | バトルトランス+(Battle Trance+) | |
1 | リミットブレイク+(Limit Break+) | |
1 | シークレットテクニック+(Secret Technique+) |
3.攻撃特化タイプ
攻撃特化タイプは、防御を無視して攻撃だけするデッキタイプです。
このデッキタイプは第3階層でサクッと死ぬことが多く、安定性に欠けるため、はっきり言って、あまり強くはありません。ですが、1つだけ非常に優れた点があります。
それは・・・プレイ時間が短いのです!
基本的に攻撃するだけの単純なプレイなので、戦闘が短くて済みます。つまり、実績「スピードクライマー」の解除に最適なデッキタイプです。また、フレックス(Flex)やクラッシュ(Clash)のような、普通はそれほど強くない超攻撃的なカードが最高のカードになるのも特徴です。
未知(Unknown)などの戦闘がないルートを通れば、実績を達成しやすいと思います。ただし、途中で死ぬ確率も上がりますので、お気をつけて。
サンプルデッキ
万能薬(Panacea)は神経衰弱イベントで無理やり取らされてしまいました(1回目でペア成立)。クラッシュ(Clash)が何枚かあればさらに攻撃的で、より勝てるデッキになります。
タイプ | 枚数 | カード名(英語名) |
---|---|---|
アタック | 5 | ストライク+(Strike+) |
1 | 強打+(Bash+) | |
1 | ツインストライク+(Twin Strike+) | |
1 | ヘッドバッド+(Headbutt+) | |
1 | ヘヴィブレード+(Heavy Blade+) | |
スキル | 2 | 防御+(Defend+) |
1 | フレックス+(Flex+) | |
1 | リミットブレイク+(Limit Break+) | |
1 | バトルトランス+(Battle Trance+) | |
1 | 万能薬(Panacea) | |
2 | 狂気(Madness) |
4.コンボタイプ
コンボタイプは、主に1ターンキルを狙うような、爆発力重視のデッキタイプです。
カード枚数を減らしたデッキで、供物(Offering)を連打するような形が特に強く、上手くいけば、ボスでさえ1~2ターンで倒すことができます。他にも、剣の一閃(Flash of Steel)と二刀流(Dual Wield)を使って、無限に攻撃できるコンボなどもあります。
このタイプは、1ターンキルできる可能性が高いので、実績の「人畜無害」を狙うなら、最適のデッキタイプになります。
欠点は・・・このデッキタイプにすること自体が難しいことです。安定して1ターンキルを狙うためには、カードの枚数をかなり減らす必要があります(できれば10枚程度)。そのため、第1階層(の前半)にキーカードが集まらなければ、このタイプにするのは、ほぼ無理です。また、1ターン目に供物(Offering)を使い切った場合、2ターン目以降は息切れする可能性があるので注意が必要です。
サンプルデッキ
タイプ | 枚数 | カード名(英語名) |
---|---|---|
アタック | 1 | 強打+(Bash+) |
1 | ツインストライク+(Twin Strike+) | |
1 | ドロップキック+(Dropkick+) | |
スキル | 1 | 衝撃波+(Shockwave+) |
1 | 供物+(Offering+) | |
1 | 発掘+(Exhume+) | |
1 | 焦熱の契約(Burning Pact) | |
2 | フレックス+(Flex+) | |
1 | 受け流し+(Shrug it Off+) | |
1 | 狂気+(Madness+) | |
1 | シークレットテクニック(Secret Technique) |
このデッキは、1ターン目の爆発力が非常に強く、敵がサンドバックなら、合計で622ダメージ出すことが可能です(詳しくは以下)。
プレイ順 | カード名 | エナジー | 山札 | 捨札 |
---|---|---|---|---|
1 | シークレットテクニック | 4 | 6 | 0 |
2 | 供物+ | 6 | 1 | 0 |
3 | 2xフレックス+(腕力8) | 6 | 1 | 2 |
4 | 焦熱の契約 | 5 | 1 | 1 |
5 | フレックス+(腕力12) | 5 | 1 | 2 |
6 | ドロップキック+(30ダメージ) | 5 | 0 | 3 |
7 | フレックス+(腕力16) | 5 | 0 | 4 |
8 | ツインストライク+(68ダメージ) | 4 | 0 | 5 |
9 | 発掘+からの供物+ | 6 | 0 | 0 |
10 | フレックス+(腕力20) | 6 | 0 | 1 |
11 | ドロップキック+(42ダメージ) | 6 | 0 | 1 |
12 | ツインストライク+(80ダメージ) | 5 | 0 | 2 |
13 | 焦熱の契約 | 4 | 0 | 1 |
14 | ドロップキック+(42ダメージ) | 4 | 0 | 1 |
15 | ツインストライク+(80ダメージ) | 4 | 0 | 2 |
16 | 焦熱の契約 | 3 | 0 | 1 |
17 | ドロップキック+(42ダメージ) | 3 | 0 | 1 |
18 | ツインストライク+(80ダメージ) | 2 | 0 | 2 |
19 | 焦熱の契約 | 1 | 0 | 1 |
20 | 2xフレックス+(腕力28) | 1 | 0 | 3 |
21 | ドロップキック+(54ダメージ) | 1 | 2 | 1 |
22 | ツインストライク+(104ダメージ) | 0 | 2 | 2 |
5.“灼熱の一撃”重視タイプ
灼熱の一撃(Searing Blow)は、1枚でクリアできるだけの可能性を秘めている、非常に強力なカードです。
そのため、第1階層の前半で手に入れられたら、勝ち手段を灼熱の一撃に絞ったデッキを作ることができます。他のカードをアップグレードする必要はありません。灼熱の一撃だけをアップグレードすることが重要です。10回以上アップグレードできるのが理想です(10回で97ダメージ、11回で111ダメージ)。
ドロー系のカードと防御系のカード以外は手に入れる必要はありません。デッキを小さくして、なるべく毎ターン、灼熱の一撃をプレイできるデッキにすれば、それだけでクリアできます。
サンプルデッキ
枚数 | タイプ | カード名 |
---|---|---|
アタック | 1 | ストライク+(Strike+) |
1 | 強打+(Bash+) | |
1 | ランページ(Rampage) | |
1 | ヘッドバッド(Headbutt) | |
1 | 灼熱の一撃+11(Searing Blow+11) | |
2 | 捕食(Feed) | |
スキル | 1 | 防御+(Defend+) |
1 | 不動+(Impervious+) | |
2 | 受け流し(Shrug it Off) | |
1 | ゴーストアーマー(Ghostly Armor) | |
1 | ダブルタップ(Double Tap) | |
1 | J.A.X+ | |
1 | 非道の刃+(Infernal Blade+) | |
1 | 発掘+(Exhume+) | |
1 | バトルトランス(Battle Trance) | |
2 | 狂気(Madness) |
6.枚数の少ないタイプ
アイアンクラッドは、初期カード枚数が少ないので、カードを除去し続けると、10枚以下など、かなり少ない枚数のデッキにすることができます。
枚数の少なさは、デッキタイプというよりもアイアンクラッドの特徴ですが、10枚以下のデッキは、毎ターン同じ動きをしやすいので、強力なカードで作れた場合は別格の強さになります。
例えば、次のデッキは腕力(Strength)アップ、ダメージ、ブロックを毎ターン、好きな組み合わせでプレイできます。
サンプルデッキ
枚数 | タイプ | カード名 |
---|---|---|
アタック | 1 | 強打+(Bash+) |
1 | ヘッドバッド+(Headbutt+) | |
1 | ポンメルストライク+(Pommel Strike+) | |
1 | 剣の一閃+(Flash of Steel+) | |
スキル | 1 | ゴーストアーマー+(Ghostly Armor+) |
1 | 衝撃波+(Shockwave+) | |
2 | 狂気(Madness) | |
1 | 弱点発見+(Spot Weakness+) |
オマケ:ミニマリスト(カード5枚以下)
最後に、実績「ミニマリスト」(5枚以下のデッキでゲームをクリアする。)を達成できたデッキを紹介したいと思います。
デッキを5枚以下にするには、レリックの「安らぎのパイプ」(Peace Pipe;休憩場所でカードの除去ができる)があると楽です。しかし、「安らぎのパイプ」はレアレリックなので手に入りにくいのが問題です。しかも、5枚以下で勝てるパターンは多くありません。中途半端なカード5枚では、ラスボスに負けてしまいます。
「安らぎのパイプ」に頼る方法で悪戦苦闘しているときに、灼熱の一撃(Searing Blow)を試してみたら、わずか2回目で実績解除できました(1回目は6枚でクリア)。意外と簡単に実績解除できましたので、序盤に灼熱の一撃を手に入れられたら、試してみることをオススメします。
基本的には、“灼熱の一撃”重視タイプと同じように、灼熱の一撃を優先的にアップグレードし続ければOKです。少し違うのは、とにかく5枚以下になるように、イベントや商人のカード除去を優先することです。灼熱の一撃が1枚で勝てるカードとは言っても、5枚以下にするには、初期カードを8枚は除きたいので、ゴールドは全てカード除去に使うつもりで、優先的に商人ルートを通りましょう。
サンプルデッキ
枚数 | カード名 |
---|---|
1 | ストライク+(Strike+) |
1 | 強打(Bash) |
1 | 灼熱の一撃+9(Searing Blow+9) |
1 | 受け流し(Shrug it Off) |
1 | ダブルタップ(Double Tap) |